Report授業詳細

2024年12月20日

北海道釧路市立桜が丘中学校

  • 対象学年:3年生
  • 人数:55名
  • 時間:10:50~12:40

Overview授業概要

講師CPコンクリートコンソーシアム (安藤ハザマ)

地球温暖化とCO2の関わりについて理解を深めるため、CO2を吸収するコンクリートを使った実験を実施。

北海道・東北
環境
万博
工業生産
中学校

Report授業内容

「未来の都市」パビリオンはどのようなところ?
大阪・関西万博や出展する「未来の都市」パビリオンについてイメージ資料とともに紹介。博覧会協会と12の企業・団体によってつくられるパビリオンには、過去から未来へ生活や技術が変化する様子が展示され、未来の様々な技術に触れる体験ができる。

CO2を吸収するコンクリート
地球温暖化の原因であるCO2の増加を防ぎ、減らす取り組みの一つとして、CO2を吸収するコンクリートを紹介。コンクリートがCO2を吸収する場合、しない場合それぞれについてどのような未来になるのかイメージを提示。地球温暖化を防ぐためにはCO2の削減がいかに大切であるかを説明した。

CO2吸収実験を実施
ビニール袋に入れた試薬(コンクリートの材料の一つである水酸化カルシウム)が、酸素とCO2にそれぞれ触れた場合、どのような変化が起こるかを実験した。酸素を入れた袋では特に変化は見られなかったが、CO2を入れた袋では、袋内の空気が徐々に減少し、発熱すると同時に水滴が生じるといった変化が確認された。このことから、コンクリートがCO2を吸収する性質を持っていることを体感してもらった。

  • 授業風景01

    パビリオンの紹介

  • 授業風景02

    質疑応答の様子

  • 授業風景03

    グループごとに実験を実施