SDGs達成に向けた取組①:技術革新
建設現場におけるサステナブルな技術として、ロボットやAI、バーチャル技術の導入事例について説明。
ロボットやデジタル技術の導入によって、人手不足や長時間労働を解消するために作業を自動化したり、危険が伴う作業現場でのリスクを回避したりするなど、建設業界における課題解決に取り組んでいる。
SDGs達成に向けた取組②:環境への配慮
建設により二酸化炭素が発生することや、生物の住処が奪われることなどを問題として取り上げ、「脱炭素」「資源循環」「自然共生」からなる環境ビジョンで行っている様々な事業や取組を紹介。
牛のふんからつくられたエネルギーで動く水素自動車の利用や、二酸化炭素を吸い込むコンクリート「スイコム」を建設に使用していることなどについて説明を行った。
二酸化炭素を吸収するコンクリート「スイコム」
SDGs達成に大きく貢献する建設材料である「スイコム」について説明。
発生する二酸化炭素よりも吸収する二酸化炭素が多いという効果を持っていることや、大阪・関西万博の会場にスイコムを使った環境配慮型コンクリートドームが建設されることなどを紹介した。
授業内ではスイコムのサンプルを実際に触ってみる体験の時間も設けられ、生徒は興味深く観察したり、重さを確かめたりしていた。
Report授業詳細
2025年01月21日
長崎県立佐世保中央高等学校 定時制課程 昼間部
- 対象学年:1年生
- 人数:18名
- 時間:14:25~15:15
Overview授業概要
講師鹿島建設株式会社
大阪・関西万博と鹿島建設の関わりや、建設業におけるSDGs達成へ向けたサステナブルな取組などについて紹介。
九州・沖縄
環境
万博
建築・建設
高等学校
Report授業内容
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SDGs達成に向けた取組の紹介
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授業の様子
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コンクリートのサンプルに触れる生徒